とあるウェブコンサルタントのぼやき

とあるウェブコンサルタントがウェブサービスのアイディア、ノウハウなどをぼやきます。文字のみですがそこそこ有用です。

ウェブコンテンツの製作での多くはwordpressで十分に足りるという件。

どうもこんにちは。

Tです。

 

今回お話したい事は以下の題目。

コンサルタントじゃなくてウェブ製作会社の話寄り。

 

【話したい事】

・ウェブコンテンツの製作での多くはwordpressで十分に足りるという件について

・どんな事まで出来るのか?

・注意したい事。

 

※このブログはあくまで個人としての見解と表現のもとに書き綴っている。反対意見はあるかもしれないが、そいう部分で討論するつもりは毛頭無い事を先に伝えておく。

 

 

①ウェブコンテンツの製作での多くはwordpressで十分に足りるという件について

 

僕はある程度のウェブサービスの製作環境はwordpressで足りると思っている(全てとは当然言っていない。)

 

wordpressが優れているという点に関しては僕のサイトじゃない他のサイトでも色々述べているので割愛する。その代わりに他ではあまり語られない事を書いてみようと思う。

 

まずはメリットについて。

 

第一に言える事はゼロからプログラマーにシステムを作らせるよりも明らかに製作コストが安くなる。これは大きい。単純な仕組みを言えば、ある程度のHTMLとCSS等でサイトを作って、wordpressに適応したテンプレートのフォーマットに書き換えれば、すぐにシステムを乗せたコンテンツを作る事が出来る。

 

特に優秀でもない普通のコンテンツを開発するプログラマーを2ヶ月雇ってシステム開発をするものが、システム環境だけの話でいえばwordpressでその実現に1週間もかからないケースは少なくない。

 

一定のフォーマットの書き換えは手間だが、ゼロからphpとかでシステムを書いていくよりは全然楽。

 

ちなみに、たまに制作会社でサイト製作費と別に「wordpress設置費用」とかでバカ高い金額を取るところがあるが、それが100万とか越えてる場合は盛りすぎ(カスタマイズとかに相当な手間をかけるのであれば別だけど、そういうのは「wordpressカスタマイズ費用」とかで算出するべき)。

 

あとは、一定のプラグインで機能拡張が容易。

プラグインはCMSの中でズバ抜けて最も豊富。もちろん、全部がいいとはお世辞にも言わないが、機能拡張しやすく扱いやすい物も結構ある。

 

クライアントが「こんなウェブコンテンツを作りたい」という事の8割くらいwordpressを使って実現をする事が出来る。もちろん、パフォーマンスも高い。

 

製作がゼロからphpで作る事にこだわりを持っていてwordpressを使わない事にこだわりを持つ場合もあるが、プログラマーの人件費とかのコストを考えても、可能な物はwordpressで作ってしまうべきだと僕は思う。

 

ただ自社システムでこだわって、限界スペックギリギリまでパフォーマンスを出したいと思うのであれば話は別。ただ、お金はかかるし、それに見合うコンテンツなんてそんなに多くはない。

 

②どんな事まで出来るのか?

 

何が出来るかと言えば、ウェブサービスに限れば本当に何でも出来る。

youtubefacebookみたいな機能を全部備えた会員システムもカスタマイズ次第では作れない事も無いし(相当なカスタマイズが必要だが)、通販、マッチング、会員サイト、作りたいものは当然作れる。

 

以前コンサルタントをしたコンテンツの例としては

会員登録できて、自分の写真をアップしてファンからコメントを貰う写真共有サイトとか、大規模な宿泊施設を複数持つ法人の施設紹介から求人、宿泊予約から各施設のイベントカレンダー等何でもオールマイティーなコンテンツとかも製作した。

 

是非、あんまりwordpressには詳しくなくて「こんなコンテンツ作れるのかな?」と思う人は僕に相談してみて欲しい。

 

③注意したい事。

 

wordpressは便利。でも、その便利に依存しすぎてしまうと痛い目にあうことがある。

プラグインで色々な事が出来る分、そのプラグインの機能を分析してカスタマイズができなければならないのにそれが出来ない。プラグインを入れただけで満足してしまうような製作会社はかなりやばい。後半かなりテキトーな仕事をしてくる。

 

wordpressという環境をベースとして、②そこからphpをいじりながらコンテンツを構築してく様なところじゃないと、後々融通が利かなかったり余計な費用を請求してきたりする。(知識が少ないくせにwordpressを商品として扱うところは、大体わからない部分は外部に依頼して調整する。その費用を払うのは結局はクライアント。無駄金。)

 

wordpressをただのウェブ上の流行認識して導入するミーハーなクライアントも注意が必要。wordpressに乗せただけで満足してしまう恐れがある。

 

 

まとめ

 

知識さえあって、きちんとしたコンテンツ制作の提案ができる制作会社であればwordpressはかなりいいと思う。ただ、当然ながらウェブコンテンツ制作を外部に依頼するとお金がかかる。

 

その面で社内やコンサルタントとかとの提案、または自身で明確に作りたいものを定めてから、コンテンツ作りに進んだ方がスムーズである。

 

あとは、ウェブデザイナーなら誰でもいいって感じで依頼しちゃうと思いのほか痛手を食らってしまう事があるから、見極めも大事。

 

不安な事があったら話くらい聞きます。

 

ウェブサービス展開について、コンサルタント依頼相談などは無料で受けます。

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まで

 

 

ウェブコンサルタントは何をするのか?僕はなぜこのブログを始めたのか?

どうもこんにちは。

Tです。

 

今回お話したい事は以下の題目になる。

 

【話したい事】

・ウェブコンサルタントがする事。

・僕がこのブログを始めたきっかけ

 

※このブログはあくまで個人としての見解と表現のもとに書き綴っている。反対意見はあるかもしれないが、そいう部分で討論するつもりは毛頭無い事を先に伝えておく。

 

①ウェブコンサルタントがする事。

 

ウェブコンサルタントは一般的には何をするのか?

 

簡単に言ってしまえば

『クライアントのウェブサービスを成功させる為の手伝い、指揮を取る事』

 

だと僕は思っている。

もちろん、ウェブサービスと言っても多種多様なものがあると思うが、僕が特にやっている事は新規サービスの開始、又はクライアントが持つ既存のコンテンツのリニューアルという部分でコンサルタントに入っている。

 

要するに、僕は

・クライアントが新しくウェブサービスを作る事のお手伝いや指揮

・クライアントが持つ既存のサービスに対して大幅改善

 

このあたりをメインに行っている。

 

例えば既存のホームページをwordpressに乗せ変えたり、その上で『こんな機能を取り入れたり、サービスをしたりしてみては?』という事を提案したり、または新しくサービスを始めたいクライアントに対してウェブサービスを構築して、軌道に乗せるまでの道順を作ってあげたりする。

 

そして、多くの場合は提案から製作までこちらで請け負って、それに対しての報酬を受け取る事となる。(もちろん、提案までとか製作のみとかの場合もある)

 

報酬に関しては10万円くらいのものから数百万円くらいの幅。

まだ1000万を越える様な案件は受けていない。(依頼はあったが、それを実現する規模として僕では手が回りきらなかった為。)

 

業界的に言えば、自分の仕事量に見合った、かなり良心的な価格には設定しているつもりだ。

 

ここで大切な事をお話しておきたい。

 

『クライアントのウェブサービスを成功させる為の手伝い、指揮を取る事』

 

これが何よりも大切な事だと僕は思っている。

 

成功という言葉に対してはもちろん、100%必ず保障は出来ないのが現実だが、それでも僕が思うコンサルタントの仕事の意義は成功をしっかりと提供する事である。

 

そして、そのビジョンをクライアントが希望している事『個々』に対して明確に提示する事が出来なければ、コンサルティングなんて名乗るべきではない。

 

 

②僕がこのブログを始めたきっかけ

 

僕がこのブログを始めたきっかけというものは、前述の『クライアントが希望している事『個々』に対して明確に提示する事が出来なければ、コンサルティングなんて名乗るべきではない。』という言葉に大きく影響する。

 

今の時代、しっかりとしたコンサルタントとしての意味や業務を履き違えて勘違いしている人間が急増したという事だ。

 

それは、コンサルタント側とクライアント側双方に言える事である。

 

要するに、コンサルタント側は訳のわからない無価値な仕事をしている割に『自分はコンサルタントです』と名乗っている者が急増した。

 

そんな彼らが提供する内容はゴミの様だと言っても言い過ぎではない。

 

クライアント側も訳もわからないまま『このコンサルタントと名乗る方にお仕事を依頼しよう。きっと成功させてくれるはずだ』と契約を結んでしまう。

 

そしていざ袋を開けてみたら、焼き回しの動画を見せられたり、何の役にも立たないこれも焼き増しのPDFを渡されたり。クライアントはただの一度も対面せずにメールやスカイプ等の数通のやり取りをサポートと呼んだり。

 

考えるまでもなく、そこで結ばれたコンサルティングは何も結果を残せないまま終わってしまう事が多い。

 

そして、そんな悲惨な形になってもウェブでの事業に対して素人のクライアントは『自分のウェブ知識が無い事が浅はかだった』と泣き寝入りしてしまうのだ。

 

成功しないのは当たり前だ。

コンサルティングというのは個々のクライアントの為に構築し、練りだし、提供し、サポートしなければ何も生まれないのだから。コンサルタントが行うクライアントへのサービスは焼き増しで与えるものなんて何一つ無い。

 

この事実が蔓延してしまったのはやっぱりネットビジネスの普及が大きいところにある。

 

実際ほとんど経験値も知識も無い素人が、上手い口車で浅い力量を誇張しコンサルタントを名乗る事が多くなった。僕は彼らを「エセコンサルタントと呼ぶ。

 

そして、クライアント側も「うちもホームページを持たなきゃ!」「ネットも使えば有利になるんでしょ?」そんな気持ちでネットには素人同然で予備知識も無いままエセコンサルタントに依頼をしてしまうというケースが急増した。

 

いいコンサルタントの多くはまともな事を言い、豊富な経験を元にまともな提案をしてくれて、まともな事を口にする。

 

しかし、彼らが語る言葉は「ネットの素人には難しい」表現になってしまう事が多い。どうしても敷居が高く感じられてしまうのだ。

 

逆に、エセコンサルタントの言葉は頭に入ってきやすく、簡単な言葉で、心に響くようなキャッチコピーを飛ばしてくる。

 

例えばあなたが何か商品を持ってて、ウェブでのビジネスを展開するとしよう。

 

『この商品はこういった層にニーズはありそうだけど、まずはリサーチしてこういった市場での展開がいいかもしれないですね。対企業向けにはこう、一般層向けにはそれぞれこういった展開をしていくと、シェアを取り易いと思います。』

 

『素人でも、商品さえあれば私の言うとおりやれば簡単に、○○万円確実に稼げます。特別な知識も要りませんし、販売方法など全てこちらでサポートする用意が出来ています。』

 

非常に簡潔で大げさだが、前者がいいコンサルタント、後者がエセコンサルタントのセールストークだとしよう。

 

今でこそこういった後者の様な言い回しをネットでは信じない人間は増えてきたとは思われる。(ウェブ上で腐るほど見慣れてきたので)ただ、まだまだ多くの素人のクライアントは後者を魅力に感じてしまうのだ。

 

そうすると、自然とウェブに疎いクライアントはエセコンサルタントの方に身を寄せていくことになる。

 

ただ、このエセコンサルタントの詐欺的なセールストークにクライアントが持っていかれてしまって、しっかりした目利きの出来るクライアントが仕事を持っていかれてしまうのか?と言ったらそうでもない

 

コンプライアンスのしっかりした企業であれば、いいコンサルタントの難しい言葉でもしっかり受け止める事が出来る。エセコンサルタントの薄っぺらなセールストークなんか、ゴミだと理解して一蹴どころか見向きもしないだろう。

 

 

要するにコンサルティングとクライアントの世界は二分化されて一応は成り立っているのが現状だ。

 

・いいコンサルタントの多くは冷静なクライアントとの契約を成り立たせている。

・エセコンサルタントはネットに素人なクライアントを食い物にしている。

 

僕は自分でいい優秀なコンサルタントだと言い張るつもりは無い。時には一部の表現を誇張したりする事もある。

 

でも、

『クライアントのウェブサービスを成功させる為の手伝い、指揮を取る事』

は個々のクライアントに対して、個々で案を作り、個々で戦略を練り、個々をしっかりとサポートしている自信はある。

 

その中で成功事例を生み、有用なウェブサービスを排出してきている。

 

このブログではそんな僕の考え方や日常を知ってもらって、0.1%でもいいので今まさにウェブサービスコンサルタントを探している、ウェブには疎いクライアントの人が冷静になるキッカケを掴む為に訪れて貰う事が出来ればと思う。

 

何もわからない人間がウェブサービスの展開を考えたとき、それに詳しい人間、つまりコンサルタントに頼る事は間違っていない。自分でゼロから勉強してやるよりは時間的コストも、物によっては金銭的コストが浮くからだ。

 

そして、コンサルタントの指示に従って自分のサービスがあるからこそ成り立つ成功のビジョンを一歩一歩共有していく事がクライアントにとっての大きなメリットに繋がっていくだろう。

 

 

ウェブサービス展開について、コンサルタント依頼相談などは無料で受けます。

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※冒頭に書いた通りこのブログはあくまで個人としての見解と表現のもとに書き綴っている。反対意見はあるかもしれないが、そいう部分で討論するつもりは毛頭無いので、反論やクレームなどの受付は行わない。